手塗漆
Garnet ランチボックス
商品番号5661
販売価格¥12,800(税込)
※卸価格は別途お問い合わせください
匠カタログNo.7 705F01
商品詳細
- サイズ
- 内寸:14.2×6.5 深さ3.5cm 約250ml(オヤ一段分)
外寸:7.5×15.2 高さ8.7cm二段重ねて、蓋をした時サイズです)
- 素材
- 木地:天然木(無垢板使用)
塗装:うるし塗
- 生産者
- 木地:坂本啓二
下塗 ・ 中塗:自社塗装工場
上塗生産者:1回目 川原俊彦
2回目 山崎漆器商会
- 箱形態
- 化粧箱入:箱寸16.3×18.3 高9.7cm
商品説明
人気の二段弁当を、
よりかわいらしく紅春慶で仕上げてあります。
小さめサイズの弁当箱です。
女性向けの製品として作りました。
男性にはちょっと物足りないでしょう。
幅を細く造ってあるので、
バックに入れてもかさばりません。
紅春慶の指物は、高山で仕上げ塗をしただけだと、
角の部分の漆がどうしても薄くなってしまい、
下地が見えてしまうのが問題でした。
それを解決するために、
仕上げ塗をした後、再度福井県鯖江市の塗師職人に、
二回目の仕上げ漆を塗ってもらいました。
おかげで表面の漆が厚くなり、
より、深みのある紅色に仕上げりました。
生産工程
- 材 料
- ベイヒバ(米ヒバ北米産ヒノキ科の針葉樹。)
- 木地生産
- 指し物師が、木取して形を整えた部材を組み合わせます。
角の部分は“チキリ”で補強してあります。
- 下 塗
- ウレタンサンディングにより3回塗(研ぎ3回)
- 上 塗
- 塗り師による手塗2回
関東地方などでは、あまり見かけない紅春慶。しかし、製品としては古くから造られています。
製法は見慣れた琥珀色の飛騨春慶塗の製品となんら変わりません。
ただ漆を塗る前の下塗りの段階で紅色を木地に付けます。
その上に春慶塗で使う“透き漆”をぬると、下地の紅色が透けて見えて、赤く見えるのです。
ただやはり飛騨春慶塗というと、通常の琥珀色の製品の方が圧倒的に人気があります。
当店でも、ほんの一部、よりかわいらしい製品でのみ紅春慶の仕上をしています。
おすすめ度
自分で使う☆☆☆☆
贈答に使う :☆☆☆