生産工程】
木地生産:蓋と本体底板には、シナ合板を使用。反りや割れを防ぎます。
下  塗:パテとウレタンサンディングで木地固めをします。
     この時紅色で着色し、乾いたら研ぎます。3回繰り返します。
上  塗:塗り師による手塗1回目。これで通常の春慶塗重箱の完成です。
     2回目の仕上げの透き漆をぬります。この作業は越前塗の塗師に任せます。
 
【溜春慶について】
商品名に“溜春慶”とつている製品について説明いたします。
 
飛騨春慶塗は、木目の見える塗りをその特徴としています。
その為、最後の上塗(ウワヌリと読みます。仕上げの塗りのことです。)では、
春慶漆を1回塗ります。これにより、漆が透き通って、
無垢の天然木の木目(モクメ)が見える仕上がりになります。
 
しかし、残念ながら飛騨春慶の職人では、技術が未熟な為、
どうしても表面にホコリ(フシといいます)がたくさん付いてしまいます。
飛騨春慶塗の製品は、塗上がりの出来がいまいちよくない理由です。
 
 そこで、当店では、かねてから交流の深い越前漆器塗職人に、
出来上がった製品にもう一度漆を塗り直してもらいます。
通常、1回しか塗らない仕上げ用の漆の上から、さらにもう1回漆を塗りあげるわけです。
 
飛騨春慶塗.com オリジナルの“溜春慶”の製品はこうして出来上がります。、 
仕上げ用の漆を2回塗り上げることで、従来の飛騨春慶塗にくらべて、
漆が厚く、濃くなります。
これにより、繊細な飛騨春慶塗の製品をより堅牢な仕上がりになります。
 
 
   
飛騨春慶塗
手塗漆)溜春慶 角重箱6.0
商品番号 5502
販売価格 39,800円 税込
日本製 天然木・漆塗装 手塗

当店オリジナル。“溜春慶”シリーズの重箱です。
従来の春慶塗とは違う、新感覚の重箱。
漆を厚く、濃く塗り上げました。

従来の春慶塗とは、塗の質が全く違います。
仕上げ塗の漆を2回塗りました。
上塗りが厚くなった分、
薄く透き通った春慶塗のイメージはなくなりましたが、
漆の深みのある鈍い輝きが特徴の重箱です。
商品詳細
【カタログ番号】
匠カタログNo.7:70403
 
【おすすめ度】
◆自分で使う :☆☆☆☆☆
◆贈答に使う :☆☆☆☆☆
 
【商品スペック】
■サイズ内寸:16.3×16.3 深さ4.3 cm 
                     (オヤ一個分)
■サイズ外寸:17.5×17.5 高さ15 cm
■木地の種類:天然木(無垢板使用)
■塗装の種類:うるし塗
■生産者:木地 坂本啓二・塗り 川原俊彦+山崎漆器商会
 
【箱形態】
化粧箱入:箱寸20×20 高16.5cm
熨  斗:B5
 
【御注文について】
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