【生産工程】
材  料:ベイヒバ(米ヒバ北米産ヒノキ科の針葉樹。)
木地生産:指し物師が、木取して形を整えた部材を組み合わせます。
     角の部分は“チキリ”で補強してあります。
下  塗:ウレタンサンディングにより3回塗(研ぎ3回)
上  塗:塗り師による手塗2回
 
 関東地方などでは、あまり見かけない紅春慶。しかし、製品としては古くから造られています。
 製法は見慣れた琥珀色の飛騨春慶塗の製品となんら変わりません。
ただ漆を塗る前の下塗りの段階で紅色を木地に付けます。
その上に春慶塗で使う“透き漆”をぬると、下地の紅色が透けて見えて、赤く見えるのです。
  ただやはり飛騨春慶塗というと、通常の琥珀色の製品の方が圧倒的に人気があります。
当店でも、ほんの一部、よりかわいらしい製品でのみ紅春慶の仕上をしています。
 
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飛騨春慶塗
手塗漆)Garnet ランチボックス
商品番号 5661
販売価格 12,800円 税抜き
日本製 天然木・漆塗 手塗り品

人気の二段弁当を、
よりかわいらしく紅春慶で仕上げてあります。

小さめサイズの弁当箱です。
女性向けの製品として作りました。
男性にはちょっと物足りないでしょう。
幅を細く造ってあるので、
バックに入れてもかさばりません。

紅春慶の指物は、高山で仕上げ塗をしただけだと、
角の部分の漆がどうしても薄くなってしまい、
下地が見えてしまうのが問題でした。

それを解決するために、
仕上げ塗をした後、再度福井県鯖江市の塗師職人に、
二回目の仕上げ漆を塗ってもらいました。
おかげで表面の漆が厚くなり、
より、深みのある紅色に仕上げりました。

商品詳細
【カタログ番号】
匠カタログNo.7 705F01
 
【おすすめ度】
◆自分で使う :☆☆☆☆
◆贈答に使う :☆☆☆
 
【商品スペック】
■サイズ内寸:14.2×6.5 深さ3.5cm 約250ml
       (オヤ一段分)
            外寸:7.5×15.2 高さ8.7 cm
       (二段重ねて、蓋をした時サイズです)
■木地の種類:天然木(無垢板使用)
■塗装の種類:うるし塗
■木地生産者:坂本啓二
■下塗 ・ 中塗:自社塗装工場
■上塗生産者:1回目 川原俊彦
       2回目 山崎漆器商会
 
【箱形態】
化粧箱入:箱寸16.3×18.3 高9.7cm