【生産工程】
■材料
厚さ6cmを超える北海道産桂を7~8年天日乾燥しました。
さらに、人口乾燥をした後、半年以上室内に置いて含有水分を整えます。
■木地生産
職歴50年になるロクロ師の手で一つ一つくり抜いていきます。
丸く膨らんだ形は、それなりの技術を要する作業です。
■木地固め(下塗り)
下塗り作業を行います。
ウレタン塗料を塗っては研ぐを3回行います。この時木地に色を付けます。
ウレタン塗料でこの作業をすることで、木地に水が吸い込まなくなります。
漆だけで、下塗りをすると、木地が水を吸い込み、ゆがんだり割れたりします。
最後に4回目の漆用の下地塗料を塗って1か月以上乾燥させます。
■上塗り(漆塗)
一か月以上乾燥させたあと最後の研ぎをして漆塗師(ぬし)に渡します。
研ぎをすることで、木地表面と漆の食付きを良くします。
漆塗師の手で春慶漆を塗り上げます。
漆塗の職人も30年以上経験を積んだベテランです。
■仕上げ
塗上がった製品は、当店にて1~2ヶ月程度乾燥させます。
こうすることで漆がより固まり丈夫になります。
検品の上、表面についた小さなホコリ等を取り除きます。
中包装をして化粧箱に詰めます
さあ、出荷です!