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店長のお部屋

 

斐太歳時記

斐太歳時記
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斐太(飛騨)歳時記Vol.36
2012-07-02
今日の写真ではないですが、私の部屋の窓から撮影しました。

いよいよ7月。梅雨に入っても雨らしい雨も降ってません。
私は魚釣りはしないのですが、
鮎釣りを趣味とている方も、川の水が少なくて、鮎が連れないなどとぼやいています。

6月の後半くらいから、いつもの散歩コースを歩いて小鳥たちと挨拶を交わしていると、
巣立ったばかりの雛と思しき小鳥に出会います。

スズメ・ツバメ・ヒバリ・ゴイサギ・アオサギ。
昨日は当店の建物に巣をかけていたキセキレイとハクセキレイのヒナが巣立ちました。

近くのサギのコロニーでは、サギが次々と巣立っています。
側の田んぼの中には今朝もアオサギが20〜30羽。
親鳥から若い鳥までまじって餌を啄ばんでいました。

きょうの斐太(飛騨)歳時記での紹介は鳥ではなくニホンカモシカです。
めったに出会うことは無いですが、
なんと今朝は、歩いている道路の先にでかい個体が一頭が入るではないですか。

ニホンカモシカは5〜6年前から、近所で不意に出くわすことがあります。
私の住んでいる場所は、高山市内でも自然の山や田畑の多い郊外の住宅地ですから。

先日は、市街地に現れて、大捕り物になってました。

 
斐太(飛騨)歳時記Vol.35
2012-06-19
草むらの中のヒバリ
ビニールハウスの中。こんなところでも囀ります。
農道でエサを捕まえたところ。
梅雨の入って、周りの木々も緑の濃さを増します。
草木が生い茂ってくると、周りにいる野鳥も見つけにくくなります。

ウグイスなどど同じく「声はすれど姿は見えず」の野鳥が“ヒバリ”です。

春まだ寒いうちから声を聞きます。ウグイスよりも早いかな。
農作業前の畑や田んぼの畦道、
雪のなくなったスキー場のゲレンデなど背の低い草の生える開けた場所を好みます。

地面にいても飛びながらでもとにかくよく囀ります。
ただ地味なその姿は間近に居ても、なかなか見つかりません。
農道を歩いていると、突然足元から飛び上がることもしばしばです。

そんな見つけにくいヒバリですが空を飛んでいるときは良く分かります。

澄んだ青空の中を、囀りながらエスカレーターに乗っているように、ぐんぐと上っていきます。
姿が見えるかどうかまで上って、ひとしきり囀った後、降りてきます。
今度はエレベーターに乗っている感じかな、
囀りながら降りてきて、15mくらいかな、パタリと囀るのをやめると、一気に地面に急降下します。

ヒバリは警戒心が強いので直接巣には降りずに、
離れた場所に下りて、歩いて巣に帰るそうです。

そんなヒバリの声も夏の頃になるとあまり聞こえなくなります。
 
斐太(飛騨)歳時記Vol.34
2012-06-11
下から見るとお腹のレモンイエローが鮮やか。
川にいくと石の上にいます。
従業員の車の上。見る角度ですんぐりしてます。
梅雨に入って、どんよりとした空模様。こんな時は、足の古傷が痛みます。

雨模様の時でも結構見かけるのが“キセキレイ”です。

良く見かけるセキレイ類の中では最も水辺に近いところにいます。
市街地の川や池の周りから、他のセキレイがほとんどいない山奥の渓谷にもいます。

当店の敷地でも良く見かけます。
雨が降ってもおかまいなし。電線に止まって澄んだ高い声で
 
 “チチン チチン”と囀ります。

前回までに紹介した2種類より見た目スマート。
色もおなかのレモンイエローがとても鮮やかです。
一番警戒心も強いかな。低いところに止まっているときは、なかなか近づけません。

セグロセキレイもそうですが川の周りというのは昆虫類が豊富なので、
エサにはこまらないのでしょう。
川の中にある石から飛び上がってフライングキャッチをするところも良く見られます。
 
斐太(飛騨)歳時記Vol.33
2012-06-09
顔もほとんど黒。ハクセキレイとはここで見分けます。
ハクセキレイより白黒がはっきりしています。
巣立ったばかりの雛。親に比べ色が薄く尾も短い。

6月第一週は例年名古屋で展示会でした。
暑い中ご来場頂き誠にありがとうございます。

ここ2〜3日いきなりの気温30℃ 暑いです。
暑い夏も冬の時期も水のあるところを好むのが“セグロセキレイ”です。

ハクセキレイに似ていますが、人の住む場所から少し離れた水辺にいます。
黒い部分もハクセキレイより多く顔もほとんど黒で、白い眉(眉斑といいます)があります。
体系も少しスマートに見えるかな。

市街地を流れる河川や池、水をはった田んぼなど、人の生活域に近い水辺を好みます。
河川は大小を問わないようで、田んぼのなかの細い用水路でも良いようですね。

当店の近くに川上川とい結構大きな川が流れています。
旧高山市の西の端を流れる川です。

  (旧高山といってもわからないでしょうね。そのうち高山市全体の説明します。)

この川の堰堤を歩くと、川の中の石の上に“セグロセキレイ”や“キセキレイ”がたくさんいます。
100メートルほど歩くと30〜40羽はいるでしょうか。
それに比べ前回紹介した“ハクセキレイ”はほとんど居ません。

セグロセキレイは会社の敷地にも遊びに来ます。
特に雨の中休みや降ったあとの水溜りがあるときに多いかな。

ハクセキレイよりは人を警戒するようです。

   

 

 
斐太歳時記Vol.32
2012-06-04
3枚とも当店の敷地の中です。
背中の色がちょっと薄い。夏羽に変わる途中かな。
小枝で巣作り。
ようやくハルゼミの泣き声が聞こえるようになりました。
早い年は4月後半には聞こえてきますので、今年はちょっとおかしいかな。


会社の周りでもウグイスの泣き声もあまり聞こえてきません。
ここ2〜3年高山周辺のウグイスが減ってきているのではないでしょうか。

またスズメやツバメも激減しているとのこと。
以前は人家に近いところで繁殖していた野鳥も、
近年、新建材の家の増加で巣をかけることができないのが原因とのことです。

それとは対象的なのが“ハクセキレイ”です。
もともとは水のある場所を好むようですが、
近年は“都市鳥”などという言葉ができるほど人の生活圏に生息域を広げているようです。

自動車のタイヤハウスやストーブの煙突の穴などでも巣をかけます。
当店の敷地の中でもよく巣をかけていますね。

白と黒のツートンの美しい野鳥です。
電線や屋根の端に止まって囀りながら、尻尾を上下に振っています。
良く見かけるセキレイの中では一番大きいかな。

飛ぶときは、ゆったりとした波型飛行をしますが、
仲間同士で追いかけあったりするときは、すごいスピードと旋回能力を見せます。


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