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店長のお部屋

 

斐太歳時記

斐太歳時記
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斐太歳時記Vol.31
2012-06-01
ハクセキレイ
セグロセキレイ
キセキレイ
いよいよ6月です。
当店も6月から7月にかけて見本市が何件かあります。
斐太歳時記もあまり更新できなくなりますが、なるべく更新していきましょう。

ちょっと地味な野鳥が続いたので、落ち着いた色の野鳥を紹介しましょう。

写真は、セキレイです。

左から“ハクセキレイ”・“セグロセキレイ”・“キセキレイ”です。
3種類とも水辺を好む野鳥です。
都市部でも公園などで良く見かけるのではないでしょうか。

ただどちらかというと
ハクセキレイが一番水辺から遠くキセキレイがもっとも水辺を好むようです。
ただ当店の敷地には水気は全くありませんが、3種類とも良く遊びに来ています。

セキレイは日本全国に分布していますが、
どちらかというと涼しいところを好むのではないでしょうか。

伊達政宗の花押がセキレイでしたね。
セキレイの目の話がほんとかどうかは知りませんが、当時は現在よりも気温は低いでしょうから、
寒い地方でも見られた鳥ということです。

   −“セキレイ”の目ー
        
      伊達政宗が隣国で反乱を煽るよう指図した密書が豊臣秀吉の手に渡り、秀吉が激怒

      政宗は申し開きの際、
      「自分の書いた花押のセキレイは針で目に穴が開いている」と主張。
      秀吉は手許の密書は「目が開いてないから偽者」とお咎め無しとした話。

    実話かどうかは知りません。

    26年前のNHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」ではこの話を取り上げてました。
    なかなかの見所でした。
    この大河ドラマ政宗の幼少期の子役の

       「梵天丸もかくありたい」   というセリフを覚えている人もいるかな。

予断は置いといて、次回は“ハクセキレイ”です。

   

 
斐太歳時記Vol.30
2012-05-29
奥の1匹は、子供を咥えて繁みに隠そうとしてます。
手前のポツンと顔が見えているのが子キツネ。
三年程前から、冬の朝暗いうちからいすものコースを歩いていると、
目の前を雪の上にもかかわらず、ものすごいスピードで横切る影を見かけました。

いまどき野良犬かと思い、良く見るとなんとキツネではないですか。
それから毎年冬から春先にかけて年に数度はキツネに出くわすようになったので、
迷い込んでいるのかと思いきや、
なんと当店のある団地のはずれの山裾でキツネの家族を見つけました。

おそらく“ホンドギツネ”でしょう。
大人のキツネが4匹。子供が2匹。

キツネは母親を中心とした母系社会を形成します。
大人のキツネはおそらく母キツネと前年生まれたメスでしょう。

前年生まれたメスのキツネは“ヘルパー”と呼ばれ、母親の子育てを手伝います。

ホンドギツネは世界的に分布するアカギツネの亜種とされています。
イギリスではアカギツネが都市部へ生息圏を拡大しているそうです。

高山の市街地からは離れているとはいえ、住宅地のそば、自動車も結構多いです。
私は基本的には、自然保護すべき、人間が生活をもう少し考え直すべきであるとと考えます。

キツネの家族が事故にあったりしないよう無事育つことを祈ります。
 
斐太歳時記Vol.29
2012-05-28
珍しく桜の枝に居るとことをパチリ。
普段は藪の中。
春先のまだ新芽の出る前。
今朝、この夏はじめてホトトギスの鳴き声を聞きました。

初夏になると渡ってきます。
「テッペンカケタカ」と鳴きあらわすカッコウの仲間です。
カッコウ同様托卵によって繁殖します。

朝真っ暗なうちから結構よく鳴いています。
ただ姿はなかなか見られません。実はカメラにおさめたこともありません。

ということで、今日の野鳥はホトトギスではなく、“ウグイス”です。
ウグイスはホトトギスの托卵の相手です。

「ホーホケキョ」と春の早いうちから囀るので「春告げ鳥」ともいわれます。
その良く通る声と鳴く回数の多さから、日本三鳴鳥の一つとされてます。
当店の周辺でも良く囀ります。
春先はまだへたくそな鳴き方ですが、徐々にはっきりと「ホーホケキョ」と鳴くようになります。

ただ声はすれど姿は見えず。ほとんどを笹の生い茂ったような藪や草むらの中で生活しますので、
なかなか目にすることがありません。
特に高山は笹が多いので隠れるにはもってこい。

「梅にウグイス」というのも間違いであれはメジロだということはご存知だと思います。
色もメジロよりもはるかに地味です。

ウグイスは留鳥なので一年中見られます。
さえずりではなく、「チャッチャッ」という地鳴きを頼りの地面の近の茂みを探すと見つかります。
特に、草木の枯れて散った、冬場や春先は目にすることが多くなります。

写真はそんな季節に撮影したものです。
 
斐太歳時記Vol.28
2012-05-23
ほぼ目線で偶然撮影。ベストショットの一つです。
上からみるとこんな感じ。普段はみえない羽の上の色が良く分かる。
カラスに追いかけられます。羽の裏。真ん中辺の白が特徴。
5月も後半に入り、田んぼも田植えが行われています。
アヤメの花もあちこちで咲いていますね。

今日の鳥は“とんびがクルリと輪をかいた”の“トビ”です。

もっとも身近にいる鷹の仲間。猛禽類です。
ただトビはほとんど狩りをしないようです。

大空を羽ばたかずに、上昇気流をとらえて円を描くように飛んでいます。
これを、帆翔といいます。

帆翔しながら、動物の死骸などを見つけて食べます。

カラスに追いかけられている姿も良く見ます。
モヴィングといわれるカラスの行動は、猛禽、特にオオタカがカラスの天敵である為に、
鷹類がいるとカラスが威嚇行動を取ります。
 
斐太歳時記Vol.27
2012-05-21
山の木に絡むフジ
桐の花。家紋の桐が連想できますかね。

桜の季節がおわると次は藤の花が咲き始めます。

藤はお寺の境内など全国で藤棚の名所がありますから、ご存知でしょう。
紫と白の花を良く見かけます。

大きな花の房がたくさんぶら下がって、その中をでかい蜂が“ブンブン”と飛び回っています。

山の木々の新芽が生え揃う5月半ばになると、山の木々の中に淡い紫色に見えるところがあります。
自然の藤の花です。
ヤマフジというようですが、栽培される藤に比べ花の房がずいぶん小さいですね。

同じ頃、同じ様に紫の花を咲かせるのが桐の花。
 
高山では桐工芸はあまり盛んではないので、木も伸び放題で「だっしゃもない」代物で、
タンスなどの材料としては、とても使い物になりません。

10年ほど前、福島県の会津若松も漆器屋さんを訪ねた時、郊外の住宅の庭に、
枝打ちされてまっすぐ伸びている桐の木が数本植えてあるのをいくつも見かけました。
会津では桐工芸が盛んで、娘が生まれると桐を植えて、嫁入りのタンスを作ると聞いた気がします。

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