昨日は、すごい雨でした。
高山で、全国ニュースでも取り上げられるほどの雨が降るのは珍しいことです。
お盆の観光客は雨続きで残念でしたね。
前回紹介した、カルガモの親子。無事でしょうか。
8月に入ってもずいぶん涼しい夏です。
まだ、ミンミンゼミやアブラゼミ・ヒグラシがしきりに鳴いています。
例年よりもかなり遅い感じ。
しかし、今日はツクツクボウシの声が聞こえました。
今年は、春先から、40年くらい前の高山のような天候ですね。
さて、今回は、“オシドリ”です。
いつも出かける川原に夕方行ってみました。
そこに、なんと“オシドリ”がいました。
初めて見る美しい姿に、見入ってしまいました。
オシドリのような鴨の仲間は、冬場の都市公園などのほうがよく見かけるようです。
高山でも、市中心部の城山などは、昔はオシドリの一大繁殖地だったそうですが、
1990年頃を最後に見かけなくなったようです。
以前、住んでいた福井県の鯖江市などは、今でもオシドリの繁殖地として有名で、
オシドリが市の鳥になっています。
オシドリは山のカモなので、山と川を行ったり来たりします。
ドングリなども餌にします。
良く、仲の良い夫婦を“オシドリ夫婦”などといいますが、
実際は、子育ては全てメスのの仕事、
オスは単独行動をしています。
相手も毎年変わります。
この辺りはカモの仲間全般に言えること。
20年ほどの一生を、同じ夫婦で過ごす“カラス”のほうが、よっぽど“オシドリ夫婦”なのです。
オシドリは、生物としては珍しく、オスの数がメスに比べ圧倒的に多いそうです。
繁殖気になると、メスの取り合いで、オスの大バトルが繰り広げられます。
この辺りは、NHKの“ダーウィンが来た”で放送されました。
本当に、いい番組です。
なかなか、見ることのできないオシドリ。また、出会えるといいですね。