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斐太歳時記

斐太歳時記
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斐太(飛騨)歳時記Vol.76
2013-10-21
オオバン、黒い川面に浮いていると、意外と見つからない。
眼下を飛び去るカワセミ。スピードが速いので、なかなかうまく撮影できません。
前号でも紹介したノスリ。食事中でした。口から出ているのはカエルの足。
一か月ぶりの 斐太歳時記です。

10月の半ばになると結構寒いです。
今年は、暑かったり寒かったり忙しい天気ですが。

秋も深まってくると、そろそろ冬の野鳥がわたってきます。
鴨の仲間を見かけるようになりました。

しかしまだまだ少数、夏の野鳥もいなくなったので、
なんとなく静かな秋の景色です。

先日、晴れた日に、近くの河川敷を歩いてみました。
セキレイが十数羽、飛び回っているくらいでしたが、一羽珍しい鳥を見つけました。

穏やかな川面をふと見ると、鴨のような真っ黒な鳥が一羽浮かんでいました。
よく見ると、“オオバン”のようです。

以前、鹿児島の池田湖へ行ったときたくさんいましたが、高山では初めて見ました。

見た目鴨のように見えますが、鴨の仲間ではなく、“クイナ”の仲間だそうです。
警戒心が強いので、生い茂った草の陰から撮影しました。

今回の撮影から、機材を変えました。
以前のズームレンズから750mm相当の単焦点レンズに変更しています。
 
斐太(飛騨)歳時記Vol.75
2013-09-18
朝、早い時間だとすぐ間近で見ることができます。
会社へ行く途中。15メートル程の距離。
飛び立つ寸前。糞をしてます。体を軽くするためといわれています。
9月も半ばになり、秋の気配が漂っています。

先日の台風のあとは、すっかり爽やかな天気が続いています。
昨日、今朝t朝の気温は10℃ほど、夜も、寒いです。

朝の散歩の時間も夜明け前になってしまいました。
ツバメをはじめ夏鳥がどんどん姿を消します。

ここのところ朝まだ薄暗い中、同じところで鷹の鳴き声が頭上で聞こえていました。
それも一羽ではなく数羽いるようです。

かすかに見える影をたよりに、飛んでいく方へ歩いていくと、

いました。

電柱のてっぺんにずんぐりとした影が見えます。

“ノスリ”です。

しかも付近の電柱のてっぺんに4羽もいました。
巣立ちした子供と親どりでしょうか?

朝、ねぐらから飛び立って餌場へ行くのでしょう。

“ノスリ”については、以前も紹介したのでこのくらいにします。

次号からしばらくは、これまでに撮影した野鳥を紹介していきます。
 
斐太(飛騨)歳時記Vol.74
2013-09-08
自宅の裏。自室の窓から。
栗も。自室の窓のから2メートルほどのところにたくさん実っています。
9月に入っても、当店の周りではまだセミが鳴いています。
初秋のセミであるツクツクボウシだけでなく、
ミンミンゼミもまだ、しきりに鳴いています。

全国的に猛暑だったようですが、
今年の高山はさほど厚くなく、夜などは過ごしやすい日々続きました。
それなのにミンミンゼミがまだ鳴いている。
また、ツクツクボウシも以前の高山では8月の終わりに少し泣く程度でした。

やはり、生態系が少しずつおかしくなっているのでしょうか。

しかし、秋らしい景色も見受けられます。

自宅の周りや、会社へ来るまでの空き地に、
白いユリの花が、咲いています。

高山では「ササユリ」などと呼ばれていますが、
花に疎い私には、正式の名前はわかりません。

栗の実なども、たくさん実っています。
田んぼの稲もだいぶ茶色くなってきました。
間もなく、実りの秋ですね。

 
斐太(飛騨)歳時記Vol.73
2013-08-20

お盆も過ぎましたが暑い日が続きます。

この頃になると田んぼの稲も背が高くなり、
また、木々の葉や雑草も生い茂って、野鳥などなかなか見つけにくくなります。

それでも、一応カメラを持ち歩くわけですが、
朝の散歩の途中、農道に白い頭の野鳥を見かけました。
前日の雨の影響で、雲が厚く周りがうす暗いので、よく解りませんでしたが。
よく見ると、なんと「カモメ」でした。

前日は北陸地方で大荒れの天気だったようなので、流されてきたのでしょうか。

以前福井県に住んでいた時は、海岸から40〜50km内陸の田んぼに、
カモメが何羽も浮かんで餌をついばんでいましたが、
日本海側から高山まで100kmほど、途中に2000メートル級の山もあります。

カモメなどめったに見られませんが、無事帰れるのを祈るばかりです。

 
斐太(飛騨)歳時記Vol.72
2013-07-25
自室の窓から、裏山の崖にある、石垣の上を歩いていました。
7月も半ば過ぎました。
高山は、一時の真夏のような暑さは、影をひそめ、
なんとなく梅雨のころのような天気が続いています。

2〜3日前から当店の周りで、“ミンミンゼミ”が鳴き始めました。

高山で鳴き声を聞くセミは、
5月の半ば頃に、“ハルゼミ”。
6月後半から8月にかけて“ヒグラシ”
梅雨があけてから“ニイニイゼミ”や“ミンミンゼミ” “アブラゼミ”など
お盆が明けて、空気がさわやかになると“ツクツクボウシ”が鳴きます。

“ヒグラシ”は朝夕の涼しい時間や雨が降りそうでうす暗くなった時。
“ミンミンゼミ”はどちらかといえば午前中のよく鳴きます。

“ニイニイゼミ”は
松尾芭蕉の 「閑さや 岩にしみ入る蝉の声」 の蝉とされています。

高山では、“クマゼミ”がいないので、まだまだ涼しい方なのでしょう。


さて、話は変わって最近自宅のある町内に“ニホンカモシカ”が出没しています。
私は、以前から、裏山で見かけていましたので、驚きはしませんが、
町内では、道路を悠々と歩く姿にびっくりする人もいるようです。

私も、先週自宅の自室の外で、ガサガサと木をかき分ける音が聞こえるので、
窓の外をのぞくと、目の前の石垣をカモシカがあるいていました。
その距離、ほんの2メートルほど、さすがにびっくりです。
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